竹内工業の想い
PHILOSOPHY
“頼りにされる人”の集まりでありたい。
創設者である竹内 得の口癖は「人のためになれ」でした。竹内の言う“人”とは、お客様やお得意先でもあり、自分たちがつくった道路などを使う人でもあり、業者や従業員でもあったのです。そんな360度“人”を最優先する姿勢が、みんなから「頼りになる」と言われる“人間 竹内 得”の礎になったのだと思います。わたしたちはこれまで、竹内の意志を大切にしながら、家をつくり、施設をつくり、道路をつくり、ダムをつくってきたのです。竹内工業はこれからも、いろいろな方々から“頼りにされる人間”の集団であり続けます。
お客様の住まいへの“思いの丈”をカタチにします。
むかしこんな唄がありました。
もしも私が家をたてたなら、小さな家を建てたでしょう。
大きな窓と小さなドアーと、部屋には古い暖炉があるのよ。
お客様は家を建てる前、頭の中に理想の住宅はでき上がっているはずです。ですから、わたしたちは図面を引く前のお客様との会話をいちばん大切にしています。できるだけ多くのご希望をお聞きして、お客様が想い描いた夢の住宅像を可能な限り忠実にカタチにすることが、わたしたちの使命です。もちろん、理想と現実のギャップはあります。それは、ご希望されたものが建築学上ではありえない構造であった時などです。そんな時はしっかりご説明をし、とことん話し合いご要望に近づけるような提案をして、その差を極力埋めています。お客様の夢をしっかり現実にするために重要なのは、やはりコミュニケーション。人と人の対話です。
モノづくりはヒトづくりから始めます。
土木や建築の業界では「問題のない現場はない」と言われています。確かに、わたしたちも少なからず経験していることです。問題は天候など人間のチカラでは抗えないことがほとんどですが、多くは工期に影響します。ただ、わたしたちが常々心がけていることは、社員それぞれが「自分で考える」ということです。予測できる問題もあります。仕事の流れを明確に把握して、原因になりそうなことは事前に見通し修正しておくことが大切です。思いもよらない問題が発生した場合は、すみやかに原因を探し出し、優先順位をつけながら、ひとつひとつ対処することが必要となります。問題に対して、どうしたらいいのか「まず、自分で考える」を習慣づける。これは竹内工業で先輩から後輩に代々受け継がれてきた社風です。また、社員の意向を尊重するのも竹内工業の特長のひとつ。免許や資格を取得したいという申し入れがあれば応えます。会社設立後、いち早く社員寮をつくったのも社員の要望に応えるためでした。「自分で考える」。「やる気は伸ばす」。これがわたしたちの人材育成の基本です。
育ててくれた地元のために礼を尽くします。
竹内工業は、土木業でスタートしましたが、地元の皆さまのご要望にお応えするカタチで、いまでは総合建設業の体を成しています。その過程の中で、住宅はもちろん、公共施設や会社の社屋、道路やダムにいたるまで、この地でさまざまなものをつくる仕事をさせていただきました。
当然ですが、建設・土木関係の現場はひとつとして同じものはなく、すべて異なる環境です。ですから、現場では持ち前の知識を活かしながら、常に勉強することが必要です。わたしたちは、いろいろな仕事をいただき日々学習することで成長し、いまに至っています。竹内工業は、地元の方々に育てられてここまでたどり着けたのです。これからも、地元の豊かな街づくりに仕事として貢献していくつもりですが、ボランティア的な活動もすこしずつ進めていきたいと思います。現在でも、ささやかではありますが、橋の清掃や大雪時の除雪などを実施しております。今後は、もっと積極的に地域の皆さまに恩返しをしたいと考えています。